当研究会の会員(慈恵医科大学:小井戸薫雄医師)より、世界初の切除不能膵癌に対するNeo-WT1樹状細胞療法を併用した化学療法の考察及び実施が発表されました。

切除不能膵癌に対して、化学療法(ゲムシタビン及びナブパクリタキセル)とNeo-WT1樹状細胞療法との併用療法を考案・実施され、高い治癒率(70.0%)と病勢制御率(100%)を得ることができました。

これらの臨床試験の結果は、2024年10月8日にJournal for ImmunoTherapy of Cancer誌オンライン版に発表されており、Neo-WT1樹状細胞療法の可能性を実証するものです。

なお当臨床試験は、当研究会の会員である東京ミッドタウン先端医療研究所との共同試験によるものです。