長井 一浩先生
施設住所:〒856-8562 長崎県大村市久原2-1001-1
メッセージ
私は血液内科医として、造血幹細胞や白血病細胞におけるWT1発現の意義について、杉山治夫先生の数多くのご業績から多くを学ばせていただき、そしてそれらの知見が現在、血液内科領域の臨床現場に広く実用化されていることに感銘を受けております。
一方、私はこれまで固形癌に対する樹状細胞療法やナチュラルキラー細胞の臨床試験を通して、その研究開発に携わってきました。その過程で、癌免疫においてWT1ペプチドを標的とした機構が重要な役割を果たし得ることを認識してまいりました。
本研究会の活動が、近年急速に進化する癌治療の多様なモダリティ群において、WT1ペプチドを応用した治療が確固たる地位を確立する上で、大きく寄与することを期待いたします。

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